1986-05-19 第104回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号
○波多野政府委員 交渉中の案件でございますので詳細に立ち入ることは避けたいと思いますけれども、資料の配付の件を含めまして、今お話のありました幾つかの案件については目下鋭意交渉中でございます。 ただし、先ほども言及がございました国際放送の件につきましては、これは文化交流と言うよりも別途の問題だと思いますので、NHKの国際放送網の強化という観点から対処いたしたいと思います。
○波多野政府委員 交渉中の案件でございますので詳細に立ち入ることは避けたいと思いますけれども、資料の配付の件を含めまして、今お話のありました幾つかの案件については目下鋭意交渉中でございます。 ただし、先ほども言及がございました国際放送の件につきましては、これは文化交流と言うよりも別途の問題だと思いますので、NHKの国際放送網の強化という観点から対処いたしたいと思います。
○波多野政府委員 国際交流基金は、沖縄県国際交流財団と協力いたしまして、ことしの六月から七月にかけて沖縄舞踊の公演団を東南アジアに派遣する予定でございます。
○波多野政府委員 国際社会におきまして我が国が積極的な役割を果たしていく上で、我が国の真意と実情を外国に正しく理解してもらうことは極めて必要だと考えておりまして、この意味で我が国の海外広報活動、文化交流活動には今後とも一層力を入れていきたいと思っております。
○波多野政府委員 最近外務省が力を入れております問題として、国民とともに歩む外交ということで、「内政即外交、外交即内政」という大臣が常々言っておられます言葉のとおりに、我々のやっておりますことを国民によく理解していただく、そして国民の声をじかに聞いた上で外交にいそしむ、こういう体制を整える上で一日外務省、ミニ外務省をぜひことしもやっていきたいと思っております。
○波多野政府委員 我が国が今後国際社会で積極的な役割を果たしてまいります上で、我が国の真意と実情を十分に海外に知らせるために海外広報活動を拡充する必要があることは、御指摘のとおりでございます。政府といたしましても、この広報活動を一層拡充強化するように努力してはおりますけれども、先生御指摘のように、確かに予算面、人員面で、諸外国と比しましていまだ十分でないということは言えるかと思います。
○波多野政府委員 諸外国で使用されております教科書等には、我が国に関して誤った記述や誤解を生ずる記述が多く見られることは事実でございます。 このような外国の教科書それから副読本的なものの内容を是正するために、外務省認可の公益法人であります国際教育情報センターというのがございますが、これが活発な活動を行っております。
○波多野政府委員 まず第一に、正しい日本の実情を知らせるための広報活動を的確に進めていくことだと思います。それからもう一つ、現在使われております教科書、副読本的なものを丹念に調べまして、その都度訂正を申し入れ、訂正をされたかどうかについても十分確認を図っていくことだと思います。
○波多野政府委員 お帰りになってからの復職の仕組みについては、いろいろ個々のケースによって処理している状況でございまして、政府として決まった復職手続を持っているわけではございませんけれども、先ほどお話がありました、三年でやっとなれたころ帰国してしまってもったいないというお話は、まことにそのとおりだと私は思います。
○波多野政府委員 国際交流基金が海外に約百四十名の教師を派遣しておりますけれども、これらの教師は帰国後大部分の方が国内の大学、または民間の日本語教育機関の講師として復職していると聞いております。
○波多野政府委員 日本語の教材の国語別の数でございますけれども、十カ国語で作成しておりまして、英語、スペイン語、中国語、韓国語、アラビア語、ポルトガル語、インドネシア語、タイ語、ビルマ語、ヒンディー語という十カ国語で作成しております。
○波多野政府委員 お話のように、確かにフランスにおります邦人の実態調査というのはなかなか難しい点がございます。しかし、外務省では、毎年一回、海外において三カ月以上の長期滞在をしている在留邦人の数を把握するために、在外公館を通じまして実態調査を行っております。また、邦人の観光客等の短期滞在者につきましても、邦人援護等の観点から、可能な眠り大使館としてその把握に努めている次第でございます。
○波多野政府委員 同種の委員会が欧州の種々の国にできておりまして、フランスとの間では日仏文化協定に基づきまして文化混合委員会が設立されております。昨年三月東京で会合を開催いたしましたけれども、今後ともこの会合を通じまして、日英二〇〇〇年委員会と同様な活動もできるかと存じております。
○波多野政府委員 ただいま御指摘がありますように、欧州諸国におきまして対日関心の高まりは最近著しいものがございまして、御指摘のフランス、ベルギー等におきましては日本語の学習熱も極めて高まっております。我が方といたしましてもできる限りの協力をこれにいたしていきたいと考えております。
○波多野政府委員 最初のアートフェスティバルでございますけれども、これは外務省と全く関係のない芸術海外交流会という組織がスポンサーしたものでございまして、現地の総領事館はこれへの参加を断っております。ただし、どういうものが行われているかを見ておく必要もあるので、総領事館の館員一名がここを視察した事実はございます。 次に、駐在員事務所の数でございますけれども、現在六十二でございます。
○波多野政府委員 我が国といたしましては、外交関係は持たず領事関係にとどめる。それから南アに対しましては直接投資を認めない。さらに南アとの間でスポーツ、教育、文化の分野における交流を制限する。さらには国連の武器禁輸決議を厳守するというような基本方針を今後とも堅持していく所存でございます。
○波多野政府委員 資源希少国であります我が国といたしましては、貿易関係等の実務関係は維持していかざるを得ないと思います。
○波多野政府委員 イランの傷病兵の問題につきましては、病院側の説明によりますと、傷を受けてから日本に運ばれるまでに既に十日以上の日がたっておりまして、それからやけど自身、割合に軽いやけどで、二度のやけどと申しておりますけれども、軽いやけどでございましたので、その原因がどういうものであるかはよくわからない、単なる熱傷であるかどうかよくわからないということでございました。
○波多野政府委員 イランのペルシャ湾を通ずる原油輸出が決定的、致命的な打撃を受ける可能性があるかどうかということが問題になるわけでございますけれども、それはイラクがカーグ島を攻撃するかどうか、そして攻撃して致命的な打撃を与え得るかどうかということにかかっているわけでございます。
○波多野政府委員 可能性がないというわけではございません。イランとしては、みずからのペルシャ湾を通ずる石油輸出が決定的な、致命的な打撃を受ける場合にはホルムズ海峡封鎖ということはあり得る。逆に言えば、決定的、致命的な打撃を受けなければホルムズ海峡は封鎖しないというふうに申しております。
○波多野政府委員 ただいまのところホルムズ海峡を通ずるタンカーの運航、船舶の運航は順調であると承知しております。 イランは、イランの石油輸出が決定的な打撃を受けない限りホルムズ海峡を封鎖するつもりはないということを我々にも伝えてきております。
○波多野政府委員 我々が当初最も心配しておりましたのはホルムズ海峡が閉鎖される事態が過早に起こるのではないかということでございまして、この点につきましては、安倍大臣、昨年のイラン、イラク訪問以来、イランに対して、ホルムズ海峡の封鎖は第三国の介入を招き大変なことになるからこういうことは過早にやるべきでないということを説得に説得を続けまして、日本が説得したからと申し上げるのもちょっとなんでございますけれども
○波多野政府委員 カーグ島を攻撃したというイラク政府の発表に対しまして、翌二十八日、イラン政府は攻撃の事実を否定する発表を行いまして、攻撃を果たして行ったか否かについての事実確認は今のところ完了しておりません。ただし、その後調査をしましたところ、攻撃を受けた形跡は残っていない、少なくとも大きな損害はいかなる形でも認められないという調査結果を得ております。
○波多野政府委員 現在パリを訪問中のイラクのラマダン副首相がパリにおいて記者会見を開きまして、その席上記者団の質問に答えまして、カーグ島は攻撃対象地域であるから、ここに立ち寄る船は日本の船であってもどこの船であっても攻撃対象になるということを申したと了解しております。
○波多野政府委員 お答え申し上げます。 現状でございますけれども、在外公館からの報告によりますと、三年前に発生いたしましたタンカーの油田への衝突事故によりまして油田の一部が破壊されておりまして、そこから本年の二月になりまして原油の流出が始まりました。
○波多野政府委員 お答え申し上げます。 調査団の第一の目的は現地で必要とするアドバイスを与えるということで、これはすでにクウェート政府、カタール政府、バーレーン政府、それから現在ア首連の政府との間で種々の会議を通じて行っているところでございます。 それから、次に、今後日本としてどういう協力ができるかをこれら調査を通じて探りたいと思っております。
○波多野政府委員 検討結果が出ていないということでございます。
○波多野政府委員 ただいまの点は今後の石炭の配給機構の復活の場合におきまして、もつとも重要な問題であります。その点は全國的な均衡の関係をよくにらみ合せた上で、適当な時期に販賣許可をいたしまして、なるべく全國一律的にむりのないような配給機構のできるように、許可して行きたいと考えております。
○波多野政府委員 大体昭和二十二年ごろは一割以上にも及んでおつたようでありますが、その後品位が漸次向上いたしました結果、最近は一割よりも少し下まわつておるのではないか。おそらく昭和二十三年度の実績では三百万トン前後ではないかと思います。
○波多野政府委員 大体七月ごろから発足するという目標を一應きめておるのでありまして、七月から統制されるべき石炭を配給するに必要な各種の商業機構が、完全に整理するということは、ちよつと困難じやないかと思つております。正直なところを申しまして……。
○波多野政府委員 ただいま御質問になりました本年度におきまするカロリーの上昇の割合いを申し上げます。 二十四年度におきましては大体五千七百六十カロリー程度、前年度に比較いたしまして、百カロリー程度の上昇の計画になつております。
○政府委員(渡邊一俊君) 只今の問題に對しましては後程波多野政府委員から申上げますが、先程九州地方商工局の件で、旅費の問題で、二十二年度において違法と認められました事項についてお話がありました問題につきまして、ちよつと一言申上げますが、實はこの旅費は、局長が個人で使つたのではないのでございまして、本來ならば、この旅費は今の財政法の規定によりますと、豫算が組織別に組まれます關係上、石炭廳の豫算に組まるべきものでなくて